母の携帯

母の携帯がつぶれたので新しいのを買いに行った。
字が大きくて見やすいもの。
ワインレッド色。安いプラン。
私は待つ間、薬局へ行ったり、スーパーに行ったり、コンビニへメール便を出しに行ったりした。
まだ乳液買ってない。また迷った。

帰ってから父が玄関脇の南天を切ってたので一気に寒々しくなってた。
しばらくすると目が慣れて来てさっぱりしてて良いかもねとも思えた。

母が煮た紫豆の甘煮をこの前から酒粕を頂いた方に送った。
心配性な私は明日、その方が家にいるか確かめの電話をいれておいた。
コンビニへ出しに行く。
母が煮た豆。母の提案。
こういう事をしてくれるといつもよりもっと母親という存在を確認してしまった。

私は酒粕が好きだ。
ほとんど甘酒に。粕汁も好物。
気が向けばパンに酵母発酵だけどこのごろパンは焼いてない。
イーストでも焼かない。作る気が全くおきない。
買ってくる、食パンばかり。


この前から気になっててもうすぐしたら忘れそうな事。
手織りサークルで苦手かもと思ってた人がいたけど最終日、一緒に道具をなおしてくれたりしたので帰り際にお世話になりましたと挨拶したら「もう二度と会う事も無いだろうけど」とおっしゃってました。私は「今生の別れみたいやな」と言いました。年齢は倍位の人に。
やっぱり苦手?+とマイナス。共通点は手仕事が好きだけだった。